信徒が信毎紙に小学生とのあいさつの喜びを投稿

地方紙の『信濃毎日新聞』(2025年6月26日)の読者投稿欄「響」に掲載された一文を紹介します。書いたのは、本県の生長の家信徒の村田雪子さん(91、生長の家地方講師)。内容は、村田さんが自宅前の通学路で、いつも集団登校する小学生に、「おはようございます。行ってらっしゃい」と声をかけていると、子どもからも「おはようございます」とあいさつが返ってくるという話しから始まります。そして、ある朝、通学路に背を向けて庭木のつるをはさみで切っていたところ、後ろ向きの村田さんに、子どもから「おはようございます」の声がかかって、慌てて向き直って「行ってらっしゃい」と応じたそうです。村田さんは、初めて子どものほうから声がかかったことがうれしくて、翌日、地区の老人会で、隣の人にこの話しをして、喜びを分かち合ったという話でした。投稿のタイトルは「子どもからのあいさつ 喜び」。

あいさつを相手から先に言われることは、これほど人の心を動かし、喜ばせることなのですね。人が「おはようございます」というあいさつを言葉で出そうとするとき、まず心の中で、「あいさつをしよう」という心が起こります。私は、このことを自分の中にある「仏心が起動する」と表現しています。仏心が起動すると、明るい挨拶の言葉になったり、愛のある行動になったりするのです。この場合、子どもの方が先に仏心を起動させたわけですから、素晴らしいですね。

村田さんの投稿の最後には、こう書かれています。

『私は毎朝洗面後、鏡に映った自分の笑顔に「おはようございます。今日も笑顔でできることをしようね」と語りかけます。こんなことで一日がうれしいい気持ちで始まるのです。』

こうして和顔・愛語(挨拶)・讃嘆を心懸ける91歳の信徒が長野を輝かせています。
(記:山岡 睦治)

※写真は6月26日の『信濃毎日新聞』の朝刊1面(今回の掲載記事の紙面とは違います)

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